カナダのバンクーバーとビクトリアの旅行記はこれで最後になります。
カナダのブリティッシュコロンビア州のビクトリア。
四季がはっきりしていて春には美しい花が咲き乱れます。
1849年から1867年までイギリスの植民地だった影響から街の作りがイギリスを感じさせる雰囲気で州議事堂の前にはビクトリア女王のブロンズ像が設置されています。
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ビクトリア
カナダのブリティッシュ・コロンビア州南西部にあり、バンクーバー島の南端部の島内最大の都市でブリティッシュ・コロンビア州の州都です。
カナダの公用語は英語とフランス語ですがビクトリアは英語が母国語の人の割合が高い。
広いカナダの中でも西側で日本から近いので観光客だけでなく留学生もたくさん受け入れています。
治安も気候もとてもいい、真夏でも最高気温20℃程度で蒸し暑さがなく、避暑地としても人気。
「ビクトリア」の由来
何となくお気づきかと思いますが元々イギリス人の探検家であるジェームス・クック氏が発見した島でその後、イギリスの植民地となっていました。
その時のイギリスの国王であったビクトリア女王から名づけられています。
建物は基本的にヨーロッパ調でとっても美しい。
姉妹都市は岩手県盛岡市です。
州花はハナミズキ。
フェアモント・ホテル
カナダのオンタリオ州トロントに本社があるホテルチェーン。
カナダに行ったら泊まってみたかったホテル。
改装中でしたが一応行けたので良かったです。





レストランも利用させていただきました。



ホテル周辺はクリスマス仕様になっていました。
凝ってて可愛いです。


ホテルの中もクリスマス仕様。
こちらのツリーの飾りが可愛かったので。










部屋からの景色はこんな感じ。
朝撮ったのでイルミネーションが残っています。

夜はこんな感じ(裏)

フェアモントホテルの公式サイトはこちら。

州議事堂

ビクトリアのランドマーク。
ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアにある州議事堂は1897年に完成しました。
1898年2月10日から今も使われていてとても歴史ある州議事堂です。
広場にはビクトリア女王の像、屋根のドームの上にはバンクーバー島を島であると発見したジョージ・バンクーバーの像があります。
夜は約3000個の電球によるライトアップがされてイルミネーションとしても有名。
勿論、中にも入れます。
20分程度の無料のガイド付きツアーがありますが英語とフランス語のみです。
ランチだけですがレストラン「Legislative Dining Room」もあります。
州議事堂のイルミネーション



朝方までライトアップされていました。
この明るさなら夜でもちょっと安心(外国で夜出歩くのはとても危険なのでやめてください)な気持ちになっちゃいますね。
ホテルの窓からも見えるんですが結構明るいので3000個の電飾の威力って凄いです。
ビクトリアのダウンタウン
結構範囲小さめです。
短時間で回ることができます。
入り口から周辺のお店までの歩き
早速ダウンタウンへ。









Murchie’s Teaマーチーズ(ビクトリア店)
紅茶専門店
イギリス文化の影響が強いので紅茶文化を受け継いでいます。
マーチーズは100年以上の歴史ある紅茶とコーヒーの専門店としてとても有名で店内はお土産を求める人で込み合っていました。
カフェスペースもアリ。
私もお土産に買いましたがお勧めはメープル味です。
カナダでしか買えないと思いますが甘すぎずほんのりメープルの香りが匂いも含めてとっても美味しい。





Rogers’ Chocolates ロジャース・チョコレート


1885年創業の歴史ある老舗のチョコレート専門店です。
一粒ずつ個装されていて色んな種類の味がありますが入れ物が厳重なお土産品は少し高め。
自分用の簡易包装のチョコレートを買ってホテルでコーヒーを入れて食べるのもお勧めです。
季節限定品もありました。
試食もあるので食べてから決めてもいいと思います。
夜のダウンタウン
メジャーなお店は閉まるのが早かったです。
20時頃に行くとハンバーガーくらいしか買えない。
フィッシュアンドチップスが食べたかったのに。





MILE 0 (マイルゼロ)の標識とテリー・フォックスの像



マイル・ゼロはカナダを横断しているトランスカナダハイウェイと言う新幹線道路網(高速道路)の起点がマイル・ゼロです。
ビクトリアが起点となって、終点はニューファンドランド・ラブラドール州のセントジョンズになります。
また、画像真ん中のテリー・フォックス氏は骨肉腫を患いながらガン研究資金集めにカナダ横断の「Marathon of Hope(希望のマラソン)」を決行した義足のランナー。
希望のマラソンのコース
ニューファンドランド州のセント・ジョンズからバンクーバー島のポートレンフリューまでの8,000km
テリー・フォックス氏は当時の義足で毎日26マイル(約42キロ)を走行。
しかし、ある日体の痛みにより病院で診察を受けたところ肺にガンが転移していて143日目の5372キロ地点で中断することになりました。
そして、23歳を目前で亡くなりました。
ちなみにテリー・フォックス氏は2005年に製造された1ドルの記念硬貨になっています。
バンクーバー~ビクトリアの移動のフェリー

帰りのフェリーに乗るために寄ったサービスエリア的なところ。
中はスタバだったかコーヒーショップがあったのとホットドッグなどの温かい軽食とお菓子なんかが売ってました。
それとバンクーバーとビクトリアを行き来したフェリーの模型。
3枚目はフェリー内での飲食のカウンターです。
コーヒーが飲めないレベルで熱かった。
スープやハンバーガーやサンドウィッチなど結構色々売っています。
フェリー乗り場前にはかなり大きなサービスエリア的なところがあり、お寿司もたくさん売っています。
スープやお弁当などもあって結構美味しそうでした。



フェリーは外のデッキに出ることができます。
船内は座席はあるけど自由に座って良くて椅子もたくさんあるので食堂に近い席や窓側など色々移動できます。









その他(あまった写真など)
サーモンは2度食べました。





道に迷ったときに暗闇の中に明るい場所があったので覗いてみたらこんなのがありました。


最後に
カナダはとってもいい国です。
派手さはないけど綺麗な街並みが印象的。
ただし、ちょっと路地を外れると麻薬中毒者がウロウロしているので危険です。
外国はどこも日本ほど安全ではないので注意してください。
あと、ホームレスがかなり多かった。
大体のホームレスが犬と一緒(大体ゴールデン)でした。
個人的に犬は温かい場所で家族から愛されて過ごしてほしいので寒いカナダで毛布一枚にホームレスのおじさんと包まっているのは胸が痛みます。
次に行くならもっと東の方、またはバンクーバーの春に桜を見に行ったり、ロッキー山脈の方にも興味があります。
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