NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の感想1話~最新話まで

日本史
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2020年のNHK大河ドラマの「麒麟がくる」
元々大河ドラマはずっと主役が男女交互で行われていました。
でも女性が主演の大河ドラマはここ数年は低視聴率が多く、そもそも歴史の中で女性は基本的に情報がないため1年間続く大河ドラマの主演にしても作れるシーンが少ないのでこの暗黙のルールに批判は多かった。

NHK大河ドラマ一覧

歴史において女性の地位は有名人物でも母親の名前が不明であったり、大名の正室なのに本名が謎で「〇〇の娘」表記などもあるくらい女性の情報は殆ど残されていないのが通常です。

そのため、最後の女性主演の大河ドラマは2017年柴咲コウの「おんな城主 直虎」です。
こちらも放送開始前に直虎が女性ではなかったと確定されてしまったのでかなり無理やり題材にしてきたのが分かります。

そして、男性のみの主演が2022年まで続く予定です。
※最新情報2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」小栗 旬(北条義時)

大河ドラマも明治維新ものはあまり数字がとれなくて戦国時代が老若男女に人気で数字が硬いとずっと言われてきました。

そう言った背景もあり、今年の明智光秀は有名人物であり、日本史史上最も歴史を動かした人物と言っても過言ではないため期待されいました。

逆に心配な点として、足利義昭の家臣として信長の前に現れる前の人生の大半が謎なことです。
幼少時代の話や家柄の話などはオリジナルストーリーが予想される。
更に本能寺の変のシーンは過去の大河ドラマで戦国時代ものであれば必ず出てくるシーンであるため視聴者は見飽きている可能性がある。

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明智光秀のプロフィール

本徳治所蔵の明智光秀像

戦国時代の大名。
主君・織田信長を本能寺で討ったことで謀反を起こした裏切り者で有名(本能寺の変)。
下剋上と言う言葉のこの件で教科書に載っているくらい認知されている人物です。

光秀については軍事力、政治力のある優秀な人物と言われているがその人生の前半は不明。
美濃の出身で清和源氏の土岐氏の支流ではないかと言われています。

桔梗紋

明智氏は「桔梗紋」を使用(土岐氏も桔梗紋)。

信長も朝廷ともやり取りなど外交の手腕を買っていた。

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プロフィールを年表でまとめました。

生年
不明。1528年(享禄元年)説と1516年(永正13年)説などがある。
現在の岐阜県である美濃国にて誕生(詳細は明智荘の明智城と言われている)。
青年期
1556年(弘治2年)
斎藤道三と義龍(庶子の長男)の争い(長良川の戦い)で道三に仕えていたため、道三が戦死すると明智城も攻め落とされ、一族離散し、光秀も浪人となって越前へと逃れる。
将軍・足利義輝に仕える細川藤孝と知り合う、越前の朝倉義景に仕官。
<永禄8年5月9日(1565年6月7日)に室町幕府13代将軍の足利義輝が暗殺される(永禄の政変)>
躍進の時代
1563年(永禄6年)煕子との間に三女・玉子(のちのガラシャ)が生まれる。
1565年(永禄8年)朝倉家を出る。
1568年(永禄11年)足利義輝の弟・義昭に仕え、信長を頼る。
         義昭上洛し、第15第将軍に任じられる。
1570年(元亀元年)金ヶ崎の戦いで信長が義弟の浅井長政の裏切りにより撤退する際に秀吉と共に殿を務めてそれに成功。
1571年(元亀2年)比叡山焼き討ちを光秀中心に実行したことで志賀郡約5万石を拝領。
         坂本城の築城に取り掛かる。
<志賀郡拝領のタイミングで義昭との主従関係を終了し、信長の家臣となる>
1573年(元亀4年)坂本城が完成し、居城とする。
1575年(天正3年)朝廷より「惟任日向守」を賜る。丹波攻めを信長から命ぜられる。
1576年(天正4年)石山本願寺との天王寺の戦いの最中、天王寺砦を攻められ危ういところギリギリで助かり、暫く療養に入る。
1576年(天正4年)煕子が坂本城で病死。
1578年(天正6年)娘の玉子(ガラシャ)が細川忠興に嫁ぐ。
1579年(天正7年)丹波国と丹後国を平定。
1580年(天正8年)丹波国を拝領(約29万石)。
1582年(天正年)本能寺の変を起こす。
山崎合戦で落ち武者狩りの百姓に竹槍で刺されて深手を負ったことで自害。坂本城落城。

大河ドラマ『麒麟がくる』ストーリーとオリジナルキャラクター

話の始まりは幕府の勢力が弱まり、幕府の命により守護大名として美濃を支配していた土岐氏が衰退し、明智荘の百姓の田畑に野盗たちが襲撃をしてくるのを返り討ちにするシーンから。
弓矢で立ち向かう十兵衛に対して銃を使う者が出てきてここで初めて銃を見ることになる。
鉄砲の買い付けのために堺に行くことで後々の人脈がここでできることになります。

その後の話は上記に記載の年表の流れがに沿って肉付けしている感じです。

福知山城
現在の本能寺
現在の二条城

年齢設定への違和感

役と演じる俳優の年齢に違和感があります。

例えば、兄である足利義輝役が向井理(38)であるのに対して、弟の足利義昭役が滝藤賢一(44)と見た目にも兄弟の年齢設定が不自然です。

織田信長役・染谷将太(28)、木下藤吉郎役・佐々木蔵之介(52)、徳川家康役・風間俊介(37)
あれれ・・・

オリジナルキャラクター

駒(こま)
望月東庵(もちづき とうあん)
伊呂波太夫(いろはだゆう)

これは最大の失敗です。
撮影が遅れているのにオリジナルの薬売りの話が多すぎる。
架空の人物である駒は光秀よりも先に重要人物となる武士や将軍と先に出会い、主役か?と思わせる出演の多さです。
ちょっと出すぎじゃないかと思うほど基本的にどの話にも出てくる。

そこで思い出すのが2011年に「江」で浅井三姉妹の末っ子の江が全ての重要シーンに登場し、清須会議にまで口を出す始末で視聴者に突っ込まれていましたが江についてはまだ実在する人物であり、主役で、実際に史実にあったシーンを使っているので今覚えばまだマシでした。

さらに駒だけでなく伊呂波太夫も不自然なほどに大物との繋がりがある。
近衛前久と対等に話しているどころか優位に会話しているのはちょっとやりすぎです。

駒・伊呂波太夫・東庵先生の3人で動かしている大河と言うかなり不自然なストーリーです。

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実在するストーリーをもっと丁寧に作るべき

明智光秀の情報があまりないのであればせめて史実に存在するストーリーはもっと時間を割いて丁寧に作って欲しかったです。
戦もすぐに終わってしまう始末。
本人の情報がないなら周りの人物をもっと使えばいいのに。

何かあれば薬を売ったお金で解決させるのは手抜きです。

武田信玄も一瞬だけで朝倉はまだ出番があったけど浅井って出てたっけと。
ストーリーは全部セリフで説明しているだけでした。

武田信玄が亡くなったことについてもセリフでの説明で終了しました。

視聴率の推移

放送回放送日サブタイトル地上波視聴率
第1回1月19日光秀、西へ19.1%
第2回1月26日道三の罠17.9%
第3回2月2日美濃の国16.1%
第4回2月9日尾張潜入指令13.5%
第5回2月16日伊平次を探せ13.2%
第6回2月23日三好長慶襲撃計画13.8%
第7回3月1日帰蝶の願い15.0%
第8回3月8日同盟のゆくえ13.7%
第9回3月15日信長の失敗15.0%
第10回3月22日ひとりぼっちの若君16.5%
第11回3月29日将軍の涙14.3%
第12回4月5日十兵衛の嫁14.6%
第13回4月12日帰蝶のはかりごと15.7%
第14回4月19日聖徳寺の会見15.4%
第15回4月26日道三、わが父に非ず14.9%
第16回5月3日大きな国16.2%
第17回5月10日長良川の対決14.9%
第18回5月17日越前へ15.1%
第19回5月24日信長を暗殺せよ15.7%
第20回5月31日家康への文15.3%
第21回6月7日決戦! 桶狭間16.3%
第22回8月30日京よりの使者14.6%
第23回9月13日義輝、夏の終わりに13.4%
第24回9月20日将軍の器13.1%
第25回9月27日羽運ぶ蟻12.9%
第26回10月4日三淵の奸計13.0%
第27回10月11日宗久の約束13.0%
第28回10月18日新しき幕府12.5%
第29回10月25日摂津晴門の計略13.2%
第30回11月1日朝倉義景を討て11.9%
第31回11月8日逃げよ信長13.8%
第32回11月15日反撃の二百挺13.3%
第33回11月22日比叡山に棲む魔物13.1%
第34回11月29日焼討ちの代償13.6%
第35回12月6日義昭、まよいの中で12.7%
第36回12月13日訣別12.3%
第37回12月20日信長公と蘭奢待12.2%
第38回12月27日丹波攻略命令11.5%

思えばスタートから不幸が始まった大河でした。
沢尻エリカが大麻容疑で逮捕されて5話まで撮影済であったところを急遽代役を立てて再度撮影。
初回放送を後ろ倒して軌道に乗る前にコロナがじわじわと流行。
緊急事態宣言で撮影を中断していたため年明けの2/7まで放送は続きましす。
越年放送は同作で行うのは大河史上初の異例の対応です。

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まとめ

視聴率を見ても分かるように初回が19%以上と高めでのスタートと言うことで視聴者の期待が感じられます。
そして下がっても12%台と一定数の数字をキープしているところを見ると題材とする人物の知名度の大切さを感じます。
それ故に勿体ないと思いました。

他の題材のドラマの方が光秀の晩年の心理が良く分かる丁寧なストーリーになっているんではないでしょうか。

最終回は年をまたいで2021年2月7日と言うことで年末年始の在宅率の高いところで視聴者の心を掴むようなストーリーの展開を待っています。

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