大河ドラマ最終回「麒麟がくる」本能寺の変

日本史
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2020年の大河ドラマも漸く第44話を迎えて無事に最終回が終わりました。

最終回のタイトルは「本能寺の変」とそのままのストレートなタイトルのとおり、本能寺の変のみをクローズアップしていました。

平均世帯視聴率は18.4%で1話の19.1%に次ぐ高視聴率で有終の美を飾りました。

個人的にはかなり物足りない最終回で迫力に欠けたものでしたが評判は良かったよう。

今まで何度も大河で演出されてきたシーンですが、実行者である明智光秀が主演の大河ドラマの最終回で放送されると言うことでこれが本家オリジナルと言われるようになるのか。

2023年の松本潤主演の「どうする家康」でも本能寺の変は確実にあると思うので数年に1度は見る事件で比較しやすい。

そして、放送時間の最後ぎりぎりに本能寺の変から3年後と言って生存説に触れるかたちで駒が街中で光秀に似た後ろ姿の男性を見つけるところで終わっています。

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本能寺の変とは

「本能寺の変」は栄華を極め、天下統一目前の織田信長を家臣の明智光秀が起こした謀反を指します。

時代は天正10年6月2日(1582年6月21日)の早朝の本能寺でのこと。

上洛のため京都の本能寺を宿所としていた大変手薄なところを討たれました。

信長はこの時点では嫡男の信忠に家督を譲っている状態ですので織田家の当主は信忠です。

そのため、信長が亡くなっても織田家は当主が存命であれば暫くは変わりなく続いていく予定でしたが信忠は父の危機を聞きつけて宿泊していた妙覚寺から二条御所に移って抗戦した上で、火を放って自刃しています(信長と同じ)。

何故、明智光秀が謀反を起こしたのかは謎に包まれています。

度重なる主君からの冷遇に対し不満があるのは分かりますが流石に謀反を起こすにはリスクが高い状態であることと信長自身もまさか光秀が謀反を起こすとは全く考えていなかったほど。

日本の歴史を動かした事件です。

黒幕説が濃厚と言うのも納得の展開ですね。

本能寺の変跡
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「麒麟がくる」による本能寺の変

本能寺の変直前の茶会での詠んだ詩の「ときは今あめが下る五月哉(さつきかな)」ってなかったような(見逃してたらすみません)。

信忠が亡くなった点について描写もセリフもなかったです。

更に山崎の合戦もナレーションのみ。

そして、駒による『光秀生存説』・・・。

大河ドラマで光秀の生存説をやったのは恐らく初めてだと思うので光秀主演だからこそできたものだと思いますし新しい本能寺の変だと思います。

生存説自体は嫌いじゃないので良かったです。

ラストカットは馬に乗った光秀が山の中を走るシーンで大河では良くある演出で結構好きです。

本能寺の変の原因

信長に対しての不信感についてですが「麒麟がくる」では光秀から信長への思いって陶酔したものは感じられなかったので全く不自然ではなかったです。

光秀は実は信長より年上の55歳(実際には生年月日が不明)、頭は禿げ上がっており、キンカン頭とみんなの前で叱責されていて日頃より辱めを受けていたと言われています。

本能寺の変の直前には信長に不信感を得てもおかしくない仕打ちが多々あり、実力が認められてるとは言え、いつ気が変わるか分からない信長の性格上、神経をすり減らして安泰と言う言葉とは無縁だったと思います。

事件の直前の5月中旬に家康の接待を任された際には信長の怒りに触れて饗応役を解任され、揉めていました。

先週は森蘭丸と言う近習に叱責されるシーンがありましたよね。

蘭丸はこの後の本能寺の変で信長と共に討たれて亡くなるし、信長の近習の中でも飛びぬけて有名なのですが初登場が先週で最終回の直前って酷くないですか?

重臣たちでも信長の近習には気を使っていたので力があると言いますか、嫌われて信長に変に吹き込まれて冷遇されたら元も子もないので懐柔できるならするのが賢い生き方です。

なので序列では光秀より格段に下であっても許されます。

1582年5月15日に穴山信君と共に駿府拝領(武田家滅亡の貢献に対し)のお礼に安土へ訪れた家康をもてなすため、信長は丁重に接待をするよう家臣の中でも最も頼りになる実力者の光秀に命令。

光秀は丁重にもてなすために調度品を整え、京や堺で豪華な食糧を調達し備えました。

この役割も急であり、戦の合間に接待をして、また軍事に四国の長宗我部攻めの出陣を命じられた。

中国攻め秀吉を補佐する仕事なので光秀は援軍要因と言う扱い、家康の接待役も信長の叱責により解任となっていますがドラマ中は本人への冷遇よりも将軍足利義昭を討てと言う命が引き金になっている。

ドラマの光秀は一貫して将軍を頂点に武士の階級が成り立って世を正すことに努めたいと言う思いがあるのはブレていませんでした。

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本能寺の変で得した人

結果的には羽柴秀吉が一番得をしています。

逆に損をした人と言うのは数少ない光秀に与した人や織田家家臣でも真面目にやってた柴田勝家など。

とばっちりを受けた不幸な人は三法師ではないでしょうか。

清須会議で担がれた後はポイ捨てですからね。

ドラマ中では秀吉は黒幕ではないものの細川から急ぎの文によって謀反を知りながら黙認していた、更に光秀による謀反を利用しようとしていたと言うところで留めています。

中国大返しの裏側と言うことでしょう。

秀吉を悪者にしないけど、今後の展開を示唆する内容ですね。

「小早川隆景」のことを「あれは毛利一族の中で真っ先に秀吉と手を握った世渡り上手」と突然セリフだけ出てきました。

毛利の両川で頭がキレることで有名な知将、毛利本家の当主である毛利輝元にとって頼れる叔父。

秀吉は中国攻めを切り上げるために信長の死を隠して毛利と和睦したので、信長の死に気づいた毛利によって追走されるところを小早川が止めたので中国大返しが実現。

本能寺の変前の秀吉による中国攻めは毛利劣性のため、結果的に秀吉の時代の毛利は大大名のままだったので選択は間違ってなかったんでしょう。

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個人的に好きな大河ドラマは
「足利尊氏」、「おんな太閤記」、「毛利元就」、「風林火山」、「真田丸」
篤姫や直虎も割と好きでした。

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