2021年3月27日アニメ呪術廻戦の最終話で突然発表がありました。
「劇場版 呪術廻戦 0」2021年冬公開
呪術廻戦本編の1年前と言う設定の0巻が映画化されます。
公式サイトはこちら
本誌にも最近やっと登場した乙骨憂太が今回の主人公ですが、その能力や強さはまだ未知数です。
0巻では乙骨憂太が高専に入学した経緯や同期の仲間たちとの関係性など見どころがたくさんあります。
声優さんや公開日などはまだ決まっていませんが、12/24に公開だったら高まりますね!
2021年の12月24日は金曜日なので公開日としては十分あり得ます。
そんな呪術廻戦0巻についてネタバレ含めてその全貌と感想までをまとめました。
※ここから先は本編含めてネタバレしていますのでお気を付けください※
呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校とは
ジャンプGIGA 2017年vol.1~4まで連載されていた作品で呪術廻戦の前日譚となった芥見下々先生の初の連載作品です。
現在は単行本化されています。
単行本の最後に芥見先生からのあとがきがあって、これが結構面白いのでご紹介します。
月間連載を終えた際には週間連載を目指すつもりはなかったが出版社の人と話したところ、以下の理由により登場人物や設定などの世界観を引き継いだ上で2018年呪術廻戦の連載がスタートしたことが分かりました。
・内容が好評
・同じ企画だと連載させてもらいやすい
・単行本化した時に本誌の番外編として出版した方が多くの人に読んでもらえる
このような話はとても面白く、非常に現実的で大人の事情満載の裏話で読者としてはドキドキできていいですよね。
※元々は漫道コバヤシで明かされたそうですが単行本に載ってました。
登場人物
この0巻では時間軸が2017年であるため虎杖悠仁や伏黒恵は出てきません。

しかし、0巻での乙骨憂太と狗巻棘のビジュアルが二人に似ていることから最初に注意書きとして二人とは別人であることが書かれています。
現在の2年生達が1年生だった時の話になりますので実際に登場するのは現在の2年生達です。
ストーリーのネタバレの後に一部の詳細をまた記載していますのでここでは簡単にご紹介します。
乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)

0巻の主人公。
大人しく内気な少年。
特級過呪怨霊 折本里香に憑りつかれた被呪者(特級被呪者)。
秘匿死刑を執行されるところを五条に引き取られる。
自分が生きて良い場所を作るために呪術高専で里香の呪いを解くことを決意。
乙骨の正体(スペック)
・日本に4人しかいない特級呪術師の一人(最年少)
・日本三大怨霊の一人・菅原道真の子孫(五条悟の遠縁)
五条 悟(ごじょう さとる)

・都立呪術高専1年の担任
・秘匿死刑が決まっていた乙骨を呪術高専に招き入れた人物
・日本に4人しかいない特級呪術師の一人
禪院 真希(ぜんいん まき)

・呪術界御三家の禪院家出身
・生まれつき呪力がないため酷い扱いを受けていた禪院家を出て呪術高専に入学
・呪力が無い代償として得た優れた身体能力と呪具を駆使して呪霊を祓うことができる
・姉後気質で仲間たちから信頼されている
狗巻 棘(いぬまき とげ)

・狗巻家相伝の術式「呪言」の使い手
・2級呪術師のため単独任務を任されている
「爆ぜろ」・・・相手が爆発させる
「動くな」・・・相手を止める
「捻れろ」・・・相手を捻じる
影響の大きい術式のため安全を考慮して「しゃけ」「おかか」などおにぎりの具でしか会話しない。
※しゃけ=肯定、おかか=否定
パンダ

・感情を持って生まれた突然変異呪骸
・高専の学長である夜蛾正道によって造り出されらた最高傑作
・心臓となる核が3つあり、呪骸としての核を駆使して戦う
夏油 傑(げとう すぐる)

・「最悪の呪詛師」と称される特級呪詛師
・非術師を皆殺しにし、呪術師の楽園を築くことが目的
・日本に4人いる特級呪術師の一人
呪術廻戦0巻の内容<ネタバレ>
初めて呪術廻戦を読むのが0巻だと良く分からないと思うので本編を読んだあとで読むのがお勧め。
本編の1年前のストーリーだからと言って最初に読む必要はありません。
2巻で今回登場する真希・狗巻・パンダが登場するので2巻の流れがいいかも知れません。
時間軸で言うと過去編が入る9巻から読むと話が繋がります。
今回の0巻は8巻と9巻(2006年-2007年)の10年後に当たります。
※それではここから先は0巻のネタバレになりますのでご注意ください。

乙骨憂太は特級過呪怨霊の折本里香に憑りつかれており、乙骨に嫌がらせをする同級生に里香が重傷を負わせたことでその危険性から呪術師に捉えられていた乙骨。
自身の意思とは関係なく特級過呪怨霊の里香を召喚してしまうことで周りの人を傷つけることが嫌で捕らえられた部屋で自殺をしようとする。
里香の危険性により秘匿死刑が決定しかけたところを五条悟が阻止し、高専で引き取ることになる。
数日後転校生として真希たちの前に現れる。
内気そうな顔立ちの乙骨ですがその背後に呪霊がついているのを見た高専メンバーは呪われているやつが来る場所ではないと言う。

五条が思い出したように「ここは呪いを祓うために呪いを学ぶ場所だ」と教えると「事前に言ってよ」、「今教えたの!?」と突っ込まれる。
特級被呪者 :乙骨 憂太
特級過呪怨霊:祈本 里香
乙骨は幼馴染の折本里香から誕生日に婚約指輪を渡され、将来結婚する約束を交わすが、6年前に乙骨の目の前で車に轢かれて亡くなる。
里香は成仏することなく、強大な力を持つ「特級過呪怨霊」となった。
乙骨の説明を一通りして午後から実習訓練を始めるので2-2のペアで行うことに。
乙骨は真希とペアを組むことになるが真希からずっと受け身で来ただろ、高専はそんなに甘くはないと指摘され、パンダが窘める。
<1つ目の任務>
実習先の小学校へ移動。
今回の案件は、
・児童2人が失踪
・今回の任務は2人の救出と回収である
外から見えないようにするため帳を降ろして五条が去る。
乙骨と校内に入った真希が違和感を感じ、呪いがたくさんいるにも関わらず姿を現さないので乙骨の学生証を確認すると「特級」であることが分かった。
油断していると背後から呪霊がやって来て二人は飲み込まれてしまう。
飲み込まれた呪霊の腹の中には児童二人の姿があり、ホッとするも既に呪われていて一刻を争う状況。
真希は呪霊に飲み込まれる際に呪具を外に落としてしまい呪具なしでは脱出できない上、飲み込まれた際に受けたダメージで倒れてしまう。
乙骨がそれに動揺し、どうしようと慌てていると真希から何のために高専に来たんだと言われ「誰かに必要とされることで生きていてもいいと言う自信が欲しい」と言い放つ。
それに対して真希は「だったら呪いを祓いまくればそんな自信なんていくられも付いてくる」。
そして、初めて自らの意思で里香を呼び出す。
「里香ちゃん力を貸して」
指輪を通して里香を召喚し祓うことに成功し、呪霊の腹から真希と児童二人の救出。
その結果、自分が里香に呪いをかけているのかも知れないと里香の呪いを解くと宣言。
五条は呪いの解き方を教える。
・呪力の結び目を読み一つずつ解いていくこと
・刀に里香の呪いを全て込めることで呪いが解ける
数日後回復した真希と稽古を時始める。
パンダは真希が真剣になっているので乙骨のことが好きなのではと感じるが真希に否定される。
五条がやってきて狗巻と任務に行くように言う(狗巻のサポート)。
<2つ目の任務>
この任務では里香を使わずに任務遂行させなければいけない。
任務場所である商店街に入った狗巻は喉スプレーを購入する。
帳が降り、無数の呪霊が飛び交う中、狗巻は「爆ぜろ」と呪言を放ち一瞬にて祓う。
驚く乙骨に狗巻の声が枯れていることで喉薬を購入した理由に気づく。
祓い終えたので帰ろうとするも、呪霊を倒したのに帳が降りたままになっていることに違和感を感じると違和感は的中し、背後に準一級クラスの呪霊が現れる。
突然現れた呪霊に驚き、なんとか交わすも喉薬を落としてしまう。
自分がやるしかないと刀を抜く乙骨、攻撃を仕掛けるが呪霊との力の差があったため思うようにダメージを与えられない。
一先ず喉薬を拾い、狗巻にパスして「潰れろ」と呪言を放ち祓うことに成功。
笑顔でハイタッチを交わす二人。
この準一級クラスの呪霊が紛れ込んだのは五条の同級生であり、呪詛師の夏油によるもので夏油は特級過呪怨霊の里香を観察しに来ていた。
学校に戻った乙骨は休む暇もなく真希との訓練を再開する。
真希に刀に呪力を込めるコツを知りたいと聞くと真希は呪力のことは私に聞くなと言う。
<百鬼夜行へ>
そのころ夏油は家族と言う仲間を集めて時が来たと高専に潜入し、乙骨に憑りついた特級過呪怨霊の里香を手に入れるため12/24に百鬼夜行を決行すると宣戦布告。
夏油は非術師を殺し呪霊のいない世界を作ろうとしていた。
その場所は東京(新宿)・京都で、数千の呪霊を放つ「百鬼夜行」を実行すると宣言し高専を後にする。
宣戦布告を受けた高専側は教師たちを集めて夏油についての情報を整理することに。
夜蛾学長は一般人への被害を最小限に抑えるため、総力戦で迎え撃つと宣言。
12/24百鬼夜行当日
真希と乙骨は教室で話をしていた。
乙骨が真希の出自について気になっているだろうに聞いてこないことについて自ら打ち明けた。
・真希は御三家の出身であること
・呪力が使えないこと
・禪院家を見返すために呪術師になったこと
禪院家を内からぶっ潰すと笑顔で話す真希を見て「真希のように強く真っすぐ生きたい」と言う。
その直後、夏油によって帳が下ろされる。
そのころ新宿で待機していた五条は目立ちたがりの夏油がすぐに出てこないことに違和感を感じると夏油の真の狙いが乙骨であると察し、パンダと狗巻を高専に送り込む。
高専に到着したパンダと狗巻は二人がかりで夏油に攻撃を仕掛けるも夏油には全く通用せず真希と共にやられて重傷を負う。
重傷を負った真希達を見た乙骨は里香を召喚し、夏油を殺すと宣言。
里香が作った拡声器を使って狗巻の術式をコピーし、呪言で夏油の使役する呪霊たちを一掃。
乙骨は真希・狗巻・パンダを反転術式で回復。
※里香ちゃんが真希に嫉妬。
里香のあまりのパワーにこのままでは勝負をつけられないと感じた夏油は肉弾戦に持ち込むが一瞬の隙を突き、乙骨は夏油を殴り飛ばす。
「高専以外の呪術師のことなんか知らないし、お前が正しいか分からない、でも僕が僕を生きていても良いと思えるようにお前を殺さなくてはいけないんだ」
この言葉に夏油は世の中に16体しかいない特級のうちの一体、特級仮想怨霊「化身玉藻前(けしんたまものまえ)」を召喚し、呪霊操術で里香を取り込もうとする。
更に夏油が所持する4461体の呪いを1つにして乙骨にぶつける。
夏油傑の極ノ番「うずまき」
それに対抗するため、乙骨は自身を生贄にすることで呪力制限を解除する。
「里香ちゃん、最期に力を貸して」
呪力を解除したことで計り知れない呪力を放つ里香、その攻撃を受けた夏油は片腕を失い吹っ飛びました。
そこに五条がやってくると何か言い残すことはないかと言う。
夏油は、
・何があっても非術師が嫌い
・高専の連中が憎かったわけではないがこの世界では心から笑えなかった
最期に笑みを浮かべ五条によって殺される。
乙骨は高専メンバーが心配する声で目が覚め、里香を見つけると約束通り一緒に逝こうとするが、化け物の姿だった里香が元の少女の姿に戻っている。
ここで里香が乙骨に呪いをかけたのではなく、乙骨が里香を呪っていたのだと明らかになる。
夏油との戦いにおいて、里香の呪力制限を解除したことで主従関係を放棄したことになり里香にかかっていた呪いが解けたのが原因。
里香を見た乙骨は自分のせいで醜い姿に変えて人を傷つけさせたことに謝る。
それに対し、「里香はこの6年が生きている時より幸せだったよ」
笑みを浮かべ「バイバイ、元気でね。あんまり早くこっちに来ちゃダメだよ?」と消えて行く。
名セリフを予想
「失礼だな、純愛だよ」
乙骨のセリフです。
夏油による極ノ番「うずまき」に備えるため、自身を生贄に呪力制限を解除するため、
「愛してるよ、里香、一緒に逝こう(チュッ)」に対して夏油に「女誑しめ!」と言い放たれたことに対してのセリフです。
「親友だよ、たった一人のね」
五条のセリフで夏油を指す言葉です。
使われたシーンは乙骨の学生証を拾ったのが誰かと言う話になったときにサラっと言い放ちました。
闇堕ちして、百鬼夜行を実行しようとして失敗に終わった夏油を最後は自らの手で殺しましたがそれでもたった一人の親友のままだったんだねと感動するセリフです。
「乙骨憂太君、君にかかった呪いは、使い方次第で人を助けることもできる」
乙骨の成長を見越した救いのセリフ。
補足
折本里香の出自
特級過呪怨霊として強大な力を持っているため、出自について調べられたが一般家庭の出身であることが分かっている。
乙骨が菅原道真の子孫であり、底なしの呪力を持つ乙骨が里香を呪っていたのが原因と思われる。
里香の呪いを解くために与えられた刀
呪いは物に取りついているときが一番安定する。
里香の呪いを刀に込めて支配しようとする。
反転術式
五条も使用できるが自分以外に使えるのは乙骨と宿儺と家入硝子だけのため呪術を学び始めて1年未満の乙骨がそのような高度な反転術式を使えることに夏油は驚いた。
特級仮想怨霊「化身玉藻前」
世の中に16体しかいない特級のうちの一体と言う大物にも関わらず瞬殺されてしまった特級仮想怨霊。
平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる伝説上の人物である「玉藻前」と言う妖狐の化身が元になっているのではないでしょうか。
直ぐに祓われてしまったので詳細は分からず。
乙骨の制服が白い理由
高専の制服は黒い詰襟が男女共に一般的であり、デザインは個々で違いはあれどみんな黒い制服ですが乙骨だけが白い制服を着用しています。
公式ファンブックによるとその理由は問題児なので目立たせるため。
里香を解除した後、特級から4級に降格となった際は黒い制服を着用し、またアフリカに行く際は白い制服に戻っています。
勝手に特級だから白いんだと思っていましたが意外な理由でした。
禪院真希が人を下の名前で呼ぶ理由
同級生だけでなく、五条先生のことも悟と呼ぶのは自分が苗字で呼ばれるのを嫌っていて、基本的に下の名前で呼ぶため。
呪術廻戦0巻と本編の関係性
呪術廻戦0巻と本編は深い関りがあります。
登場人物たちがそのまま本編にも出ていて、特に五条悟は全く同じ立ち位置で活躍しています。
生徒たちも進級し、成長していますし、本編の主人公である虎杖悠仁と0巻の主人公である乙骨憂太は同じように五条に手引きされているのも面白い。
また、関係性とは異なるが髪型が伏黒恵と酷似していたので本編ではセミロングのセンター分けに変更されていると言うビジュアル面の変化もアリ。
特にどちらでも活躍している五条悟と夏油傑の過去にも大きく関係がありました。
過去編として、五条と夏油の学生時代に当たる懐玉編(8~9巻の65話~75話)と繋がります。
2006年、不死の術式を持つ呪術界の要・天元が星漿体との同化の時期を迎える。
同化の2日前、呪術高専2年生の五条と夏油は星漿体・天内理子の同化当日までの護衛を命じられる。
当時の夏油は「非術師は守るべき者」と言う強い信念を持っていました。
星漿体護衛任務・禪院甚爾との激闘を経て星漿体の少女天内理子の死に微笑む非術師たちの光景を見えて自らの信念に疑問を抱くことになる。
そして、特級呪術師の九十九由基に出会い、「呪霊の生まれない世界を作る」と言う彼女の考え方につい吐露してしまう。
「じゃあ非術師を皆殺しにすればいい」
呪霊の集まる仕組み
非術師たちの微量な呪力が集まってできていて、呪術師から呪霊は生まれない仕組みから夏油は呪術師としての使命に疑問を抱き、「非術師の皆殺し」と発言する。
決定打となったのは、高専3年生の時の2007年9月、単独任務で訪れたある集落で虐待を受け監禁された呪力を持つ双子を発見(菜々子(ななこ)と美々子(みみこ))。
なぜ監禁されているのか村人に尋ねると双子が呪霊の原因だと決めつけていたためだと判明。
夏油は村人112人を呪霊操術で殺害し追われる身となることに。
そして、この0巻までの10年間で力を蓄え夏油一派を構成し、
「非術師を皆殺しにし、呪術師の楽園を築くこと」を目的とするために0巻の百鬼夜行に繋がる。
懐玉編・玉折編で闇堕ちした夏油傑の集大成が「百鬼夜行」となります。
夏油一派の構成
<7人の構成員>
夏油傑、枷場美々子・菜々子の双子、ミゲル、ラルゥ、菅田真奈美、祢木利久
・夏油に救われた者 ⇒ 美々子・菜々子
・夏油の思想に賛同する者 ⇒ 菅田真奈美、祢木利久
・夏油を王にすることを望む者 ⇒ ミゲル、ラルゥ
乙骨憂太の過去と現在
本編では長い間出番のなかった乙骨。
アフリカで黒縄を探していたと言う設定。
黒縄とは
・あらゆる術式効果を見出し相殺するアイテム
・0巻でミゲルが五条悟の無下弦呪術を封じこめていた
・現在では黒縄は消滅している
本編では「五条に近いが五条より不気味」と言われるだけあり、底なしの呪力で強化された身体能力、呪力量が五条以上の規格外とのこと。
常に全身に呪力を纏っているため、乙骨が着地しただけで地面が割れ、特別1級術師の禪院直哉が苦戦の末に負けた脹相をワンパンで倒すと言う強さ。
特級に相応しい強さを兼ね備えた呪術師となっている。
折本里香との関係
憂太が肺炎で入院している時に病院で知り合い、小学校で再開した幼馴染の関係。
小学生の時に里香から誕生日に婚約指輪を送られ結婚の約束をしていたがその後、乙骨の目の前で交通事故で里香が死亡。
死後、特級過呪怨霊として乙骨に憑りつき、乙骨に危害を加えようとするものを攻撃する。
里香のあまりの強大さから秘匿死刑が決定するも五条悟によって2017年高専に転入することになり、里香を解呪するために呪術師を目指すことになる。
<折本里香>
享年11歳。
5歳の時に母親が原因不明の急死。
小学校入学の二日前に父親に登山に誘われるも共に行方不明となり、一週間後に里香のみが山頂付近の避難小屋で見つかる。
父親はそのまま失踪し、行方不明のまま。
里香は父方の祖母に引き取られるが里香が父と母を殺害したと強く思い込まれる。
憂太に渡した指輪は祖母のタンスから勝手に持ち出した母親の結婚指輪のためシンプル。
憂太が大好きで嫌いなものは憂太以外の人間(特に女性と年上の男性)。
個人的な感想ですが、禪院家の姉妹は姉が乙骨で妹が伏黒が好き(初恋)であれば、将来的にもし二人が婿養子に入ったら禪院家が御三家の中で抜きんでてくるのでは?
ないとは思いますが二人とも直哉より強いので禪院家に集結したら面白そうです。
乙骨は特級ですし五条悟には及ばないもののそれなりに牽制できるし、伏黒だったら禪院家相伝の術式装備はもちろんのこと、魔虚羅を調伏できれば禪院家初の快挙です。
相伝があるので伏黒が当主になるでしょうけど禪院家が凄まじく強くなる。
そもそも伏黒はわざわざ婿入りしなくても既に禪院 直毘人の遺言で当主候補になっているんですけどね。