呪術廻戦151話の「葦を啣むー肆ー」拝見いたしました。
前回の終わり方で次週どうなるのかとっても気になっていました。
ただの感想になりますので考察などはより詳しい方の解説を見てください。
ここから先は本誌のネタバレ含みますのでご注意ください。
最初の感想として「芥見下々先生の作品大好き、素晴らしい、いい内容だった」です。
150話時点での予想を覆す展開
前回は禪院家の最強部隊が出てきましたよね。
149話で死んだ父親の禪院扇を真希が殺害したとして真希が乱心したと甚壱に伝えられます。
そこからが早かった。
禪院家の部隊は躯倶留隊と言う術式を持たない組織(真希も高専入学前に在籍)とその上に炳と言う術式を持つ、準1級以上の術師のエリートが控えています。
更にその上はきっと当主となるかと思います。
禪院信朗、長寿郎、欄太、甚壱などの禪院家の主要人物と思われる人たちが一瞬で死んでいきました。
残すは直哉のみとなり、真希が甚壱の生首を池に放り投げたのを見て「人の心とかないんか」に対して真希が「あいつが全部持って行った」と言うところで終わりです。
直哉の紹介に炳筆頭とあります。
真依の願いである「全部壊して」と言う呪いと感情など全て真依が持って行ったことで禪院家皆殺しが予想される最後だっただけに直哉も無事では済まないはず。
【予想していた展開】
- 扇が移動させた忌庫から投射呪法に合う特級呪具を到達していた
- 投射呪法でひたすら間隔を保ち避け続ける
- 瞬殺
結果どれも当てはまりませんでした。
安直な予想しかできなかった自分の創造力のなさが虚しいです。
直哉VS真希
従妹対決ですね。
いきなり感想からですが「直哉めっちゃ強いじゃん」と思いました。
何が良かったって純粋に自分の持つ術式のみで戦ったところです。
別に「得物」使うのが悪いわけではありませんが普段使っていないので本来の自分のスタイルで戦ったところが良かった。
直哉は甚壱と同じ特別1級術師なので同じく瞬殺ではと思っていた方も多いと思いますが1級もピンキリだと言うことが分かります。
流石御三家の当主候補だと分かるレベルに他の禪院とは違いました。
真希が甚爾クラスになっていた場合、絶対勝てないのはみんな分かっていたと思いますがかなり健闘した方じゃないでしょうか?
ただ、最終的にはフィジカルギフテッドの真希にはパンチ1発で倒されました。
顏が潰されていますが死んではいないと思います。
甚爾くんへの憧れ
想像以上の純粋な憧れが眩しかった。
幼い直哉が呪力0、術式を持たない甚爾を強いと認められる素直さも良い。
書生さんスタイル可愛いですね。
人を認めることができて、術式を持たない人でも強ければ憧れることができることが分かって良かったです。
甚爾もこの子供直哉がウザすぎて禪院家去ったとかじゃないと良いけど、家出たの多分この直後ですよね。
覚醒した真希の強さを見ても甚爾君とは違う!と否定するところに純粋なキャラクター性を感じます。
今後の直哉の成長など
今回の直哉の立ち回り、甚爾への思いなどから成長が見込めると思いました。
特級になるのはちょっと厳しいと思いますが何かを「無限」にできるようになると可能性はあるかも知れません。
無限に早く動き続けることができるとか?
本人が甚爾や悟と肩を並べる術師になるつもりだったのと何度も「才能」と言う言葉が出て来ているのでもっと強くなるでしょう。
ただ、五条先生や夏油や七海などを見ても肉弾戦も強いです。
直哉は坊ちゃんなのでフィジカル面を鍛えるのが必要ではないかなと思いました。
領域展開も使えるようになると良いですね。
性格がクズだけど扇など究極のクズが出てきたので一貫した考え方で清々しいほどの素直な性格から直哉はマシと言うかアリじゃないかと思わせる錯覚。
アンチも逆に少ないんじゃないかな。
何でも許される唯一無二の存在を目指してほしい。
真希の今後
身内だけど人間をこんなに殺していいのだろうかと言う疑問。
流石にこの段階で自害での退場はないにしても最後まで生き抜く可能性は低いかも知れない。
直哉だけ殺さないのか止めを刺して殺すのか次回も気になるところ。
感情など全部真依が持って行ったのなら直哉だけ見逃す理由が見当たらない。
何となくですが感情などは戻るんじゃないかなと思います。
真依の口づけがきっかけなので乙骨あたりとキスして取り戻すとか・・・また安直ですが。
真希が死んだから乙骨が呪ってしまいますよ。
いずれにしてもまだ退場すべきではないと思います。
直哉が生きてて投射呪法で呪霊を足止めして真希がボコるなどの連携がとれると面白いのですが。