前回の直哉の過去と実力の見せ方、展開が想像を超えて素晴らしかったので読者の期待も高い今週の152話についてです。
直哉の生死や死滅回遊はどうなるの?狗巻は?など関心が高い今週の呪術廻戦。
芥見先生から休載の報告があり、休載前の最後の掲載になりますので注目度の高い152話は一体どうなっているのか。
ここから先は本誌のネタバレ含みますのでご注意ください
「全部壊して」の結果
真依の命と引き換えに作られた呪具と全て自分が持って行く代わりに託された呪いの言葉「全部壊して」。
151話では直哉の右顔面を真希が殴ったこところで終わっていて生死は不明でした。
個人的には真希を甚爾くんの偽物だと言う直哉に対して「もう一回言ってみろ」と殴ってから言うので絶対生きていると思っていました。
結果、思いのほか重傷でしたが直哉は生きていました。
なぜ利き手の右手で殴らなかったんだろうか。
殺すつもりはなかったのか?
直哉も禪院家の呪具使って戦えば倒せたんじゃないのかと思い、こちらも殺すつもりはなかったのか単に使いたくなかったのか。
「全部」に呪力のない者や女性は含まれるのか
母親はどうするんだろうと思った読者も多いはず。
炊事場にいた母親に「あの時なんで戻れって言ったの?」と問いかけていましたが真希が父親を殺したことを知っているからなのか、炳と躯倶留隊を残滅させたからなのか、覚醒した風貌が恐ろしかったからなのかは分かりませんが「来ないで!」と怯えてその質問へは答えられませんでした。
感情も全て真依が持って行ったと言うのに今更そのことを聞いてどうするのか。
結局答えを聞かないまま母親も手にかけた真希でした。
しかし、絶命前にこの母親は包丁を持ってフラフラと直哉がいる部屋にやって来て包丁で直哉を背後から刺しました。
「三歩後ろを歩かへん女は背中刺されて死んだらええ」
特大ブーメランになって帰ってきましたね。
真希・真依姉妹の母親に背中刺されて亡くなりました。
爪が甘いんやと真希のことを言っていましたが爪が甘いのはどっちだか。
今となっては母親と直哉だけは止めを刺さなかった理由は不明です。
また、直哉はなぜ呪力を練ることができなかったのか?
右顔面を見ると軽傷ではないものの欠損している箇所があるわけでもないので呪力が練れないほど重症とは思えませんでした。
本当に死んだのか疑問です。
何せ、直哉には見せ場がいくつかあり、過去まで明かされているので最期としてはあっけなさすぎる。
五条先生のように反転術式で生きていたら良かったんですけどね。
呪術師の最後が一般人の包丁と言うのはネタキャラとされている直哉らしいのかも知れませんね。
生きていたら人気投票も上位に食い込みそうな人物なだけに勿体なさはありますが。
そして、その日不在だった炳6名と躯倶留隊21名も呪具を使って殺されたことが記載されていることから真希は真依からの頼みである「全部壊す」と言うのを成し遂げたことになります。
「産んで良かった」の意味
母親の産んで良かったの意味は女性蔑視の禪院家にいて辛くて「終わらせてくれた(壊してくれた)」と言う意味だと酷ですよね。
私個人としてはそのセリフは双子が楽しそうにしているところに微笑む母親の姿から呪力や術式が判明しない幼い頃は普通に可愛いだけで良かったので幸せな時間だったのと命がけで産んだ双子が無事に生まれたときのことを思い出して言った言葉なんじゃないかなと思いました。
禪院家は御三家から除名されるのか
禪院家のお家騒動の後、五条家と加茂家から呪術総監部に対して禪院家の御三家除名が提議されました。
総監部はこれを保留にしています。
保留にしている理由は当主(相伝持ちの禪院家の血縁者)が存命であるからなのか、直哉が実は死んでいなかったなどの展開が用意されているからなのかは不明です。
または、扇によって移動させられた禪院家が所有している呪具が関係あるかも知れません。
御三家の所有する呪具なので超強力な特級呪具だけど禪院家の者しか扱えないと言う制約付きだったりするなど。
いずれにしても保留であることが伏線になっているとは思います。
出番はないものの当主が存命だと思われる加茂家はともかく、当主が封印されていて不在中の五条家までもが申し入れるあたり、呪術界って家同士の派閥が大きいですね。
弱体化したらすぐさまそこに付け入れると言う感じ。
御三家に除名されたところでまた立て直して御三家入りするのも有りだと思うので除名されることについてはどうも思いません。
乙骨も特級から4級に降格ののち、また特級に返り咲いていますし、ドラマがあって悪くないと思います。
今後真希はどうなるのか

西宮に真依を託したときにその足で死滅回遊へと合流するの?と思いましたが残りの炳6名と躯倶留隊21名を探して殺しに行っただけでした。
(この後日談は騒動を利用した加茂家の仕業でも納得ですが)
扇はともかく、それ以外の人たちを身内とは言え殺すのは流石にやりすぎだと言う気持ちで149話以降を見てきました。
流石にお咎めなしや、何もなかったかのように伏黒と合流できるとは思えません。
そもそも真希の精神状態はどうなっているのかと言うと「全部壊して」と言うことだけを原動力に皆殺しして、もう何もやり残すことはないと思っているのではないでしょうか。
一体どうなるのか。
最終回まで生きている可能性は低いと思いますが戦力になって戦って死ぬような見せ場のある最期になると思うので何もないところで自害と言うのはないと思います。
誰か(伏黒か乙骨か他の2年生など)が立ち直らせないともう普通には戦えないと思います。
そこは壮大な考えの芥見先生の展開を予想することは不可能です。
呪術廻戦しばらくの間休載
そして6/10(木)には芥見先生直筆で体調不良により休載されるご報告がありました。
1か月を予定しているそうですが私は安心しました。
なんせ、150話で炳・躯俱留隊との戦いのシーンが下書きだったのでもう限界なのは読者も分かっていたはず。
下書きの部分については単行本には修正されて載ると思うのでレアなものが見れて、ラフでも載せてくらたことに感謝ですが呪術廻戦の面白さが絶頂にある今、芥見先生に何かあったらと思うと心配でした。
週刊少年ジャンプの公式HPに直筆のコメントが掲載されています。
週刊誌の連載って読む方は毎週見れるのでありがたいけど書く方は負担が凄まじいですよね。
呪術廻戦は人気作なので表紙やカラーや単行本にアニメやグッズの監修、そして映画と異常なスケジュールでしょう。
それを考えると鬼滅の刃の作者って一度も休載していないので凄いなと思います。
(ただ後半は休載してもいいからもうちょっと練ってと思う内容でしたが・・・。)
1か月の休養と言っても規則正しい生活の範囲内で仕事はされるでしょう。
売れっ子漫画家に休みなしです。
あと1年半ほどで終了する予定だそうなので結末は決まっていると言うことですが、間のやり取りは多少変わる可能性はありますし良く練って面白い展開にしていただけると読み手は嬉しいです。
体調不良と言うことですのでリフレッシュして体調を戻してくださいと言う思いです。
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