呪術廻戦連載の初期の段階で名前だけ上がっていた東京校3年生の秤金次(はかりきんじ)とは何者なのか。
あの五条悟が自分に並ぶ術師になるとして「3年の秤、2年の乙骨」と名前を出しました。

2年の乙骨とは0巻の主人公である特級術師の乙骨憂太です。
こちらについては特級ですので五条悟に続いて呪術界を引っ張っていくのは分かりますが秤金次についてはずっと謎のままでした。
初登場は153話と最近で漸くの登場ですがどれほど強いのか気になってた方も多いはず。
恐らく1級?と予想するのと京都校の同じく3年でエースの東堂葵と比べてどのくらい強いのか気になるところ。
なんせ乙骨憂太が「ノッてるときは自分より強い」と言うほどですから期待値も大きい。
速攻で真希に「それはナイ」と訂正されている(0巻を読むと乙骨はとても控えめで相手を立てる性格である)。

現在停学中のとことで3年の秤金次について紹介します。
(高専は4年制ですが4年生って一人も出て来てないですね)
芥見下々先生の見解(ファンブック情報)
秤金次と言う名前の由来はギャンブラーだから。
停学している理由は0巻の百鬼夜行の時には京都に出向しており、保守派の人と揉めて(ボコった)停学に至ったよう。
【能力】
座学:2
運動神経:7
呪術センス:9
座学2と言うのは元々苦手と言うのと停学中であることも関係しているのでしょう。
身体能力についてはムラがありますが呪術センス9と言うのは期待ができますね。
名前が術式のヒントになることは多いので名前にヒントが隠されている可能性が高いです。
コンプラ的にマズい術式とは何なのでしょうか。
苗字から「秤」は天秤を連想させ、何かを生贄に呪力を得たりするものなのか。
しかし、自分の命を引き換えにしたとしてもコンプラ違反にはならないでしょう。
冥冥なんて弟に自分のために死んでくれるかと言うくらいなので自分の命であれば天秤にかけても許容範囲だと思います。
乙骨に及ぶか及ばないかはさておき 「ノッてる時」 は特に強いと思われるので何か犠牲にすることで縛りが発生し、一時的にとてつもない力を得られる可能性はあります。
「金次」はそのままギャンブラーと言うことなのでしょう。
次男なのかな。
最新話の155話で秤の術式が解禁
本誌の155話でとうとう術式解禁となりました。
虎杖を拘束する場面がありましたが効果が良く分からず謎は深まるばかり。
また、乙骨の言う「ノッてる時」と言うのは熱に浮かされたときなのでしょう。
秤は熱を愛しており、「熱は賭けで賭けは人生」。
対立している保守派について、
呪術とはこうあるべきと言う思想を持つ保守派と対立する秤の術式。
保守派の好みは釘崎の芻霊呪法のような呪術。
芻霊呪法は藁人形を五寸釘で刺すと言う呪いの定番のような作業が保守派にはウケるんでしょうか。
そもそもニューテクに絡んだ術式の方が多い。
時代と共に術式も変化し、禪院家では複数の相伝があるが十種影法術以外は時代の中で強い術式を相伝と位置付けることで残って行ってるんではないでいでしょうか。
保守派が好む術式は歴史が古い術式が多いのでしょう。
『十種影法術、赤血操術、呪言、呪霊操術』くらいしか思いつきませんでした。
投射呪法なんかモロに近代術式と揶揄されてたんでしょうけど直毘人の実力と強さで当主になったのかも知れませんね。

もう一人の3年である星綺羅羅(ほしきらら)と行動を共にしているので術式の相性が良い可能性があります。
綺羅羅の術式は正確には公表されていませんが磁石のように目標物をくっ付けたり離したりするもののよう。
離したものに対しては綺羅羅自身も近づけないことは分かっています。
ちなみに綺羅羅の容姿は女性のようだがパンダ曰く「男」だと154話で分かっています。
術式は解禁となりましたがいまだ謎の多い秤の術式ですが間もなく解説が入って明らかになるでしょう。
しかし、秤の風貌ですが五条先生のイメージで出てきたときの無骨で正義感のある漢と言うイメージから賭け試合の元締め感があるれる輩感へと変貌を遂げていますね。
髪の毛の色も変わっていますし。
秤又は綺羅羅に自分たちは高専側ではないことと五条先生が封印されていることを聞き入れてもらう必要がありますね。
秤には虎杖が肉弾戦で勝つしかなく、話の通じそうな綺羅羅の方と交渉を進めて秤を説得してもらう方法で行くのでしょう。
パンダも学長が殺されて高専側な分けありませんが最強である五条先生が封印されたのを信じられないのは理解できます。
しかし、東京の現状を知っているので何かあったと勘ぐれば理解はできるはず。
早く死滅回遊がスタートするといいのですが。